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2005年 10月 21日
やはり、あった! オリンパスの気になる特許
オリンパスの次期E-XかE-XX機かわからぬが、色々予想される中にEVFの搭載というのがある。私はファインダーは光学式で、背面の液晶部分がアングルファインダー的に使えたり、両方の良いとこどりがあり得るのではと以前書いたが、素人が思いつくようなものは、やはりプロは思いついていたようだ、、、




オリンパスが2003年に出願した特許が今年になり続々公開されている。その中でも1月から2月にまとめて一眼レフ関係が公開されている。(興味のある方は、特許庁のHPで見られると良いであろう)

その中には、AF機能を持たない、MFレンズで高精度のフォーカスエイドを提供する機能等本来のZDレンズ専用であれば不要とも思える機能や、(ただ、これを乗せてくれるとありがたいが、)その他は殆ど、高速連続撮影時の諸機能に関する特許が殆どだ。

そんな中で、唐突に単に「カメラ」という題で公開されているのが、特許公開2005-45544号である。
詳細は、このリンク画面の下のボタンを押せば入れるのでそちらを読んでもらいたい。

要は「一眼レフカメラにおいても、スルー表示画機能を利用できると共に、高品質の画像撮影が可能で、更にレリーズタイムラグも短縮できるカメラを提供すること」となっており、ミラーの待避行動と、シャッターの改良(←ここがミソ)でこれが出来るようになったことだ。

興味深いのは、これと同機能の特許をキャノンが2002年に公開しているが、オリンパスではこの特許(従来技術)はミラーの待避に関しては規定しているものの、シャッターに関しての記述が無く、実際に高品質の画像撮影を行うには、この特許のような仕組みがないと無理である、とし、この特許が成立していることだ。

シャッターの制御が、私自身いまいち、読み込めていないのだが、これが既に商品化出来るのであれば、光学ファインダーと液晶表示のダブルが可能というのは、一つの大きな売りになるのではないだろうか?

by Hiro_Sakae | 2005-10-21 00:39 | オリ特許関係


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