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2020年 06月 28日
今回の映像事業売却に関して最初に思ったこと
頭の中がぐるぐるっとしているし、これからばらばらと書くかもしれないがまずは、第一印象について



最初の第一報を聞いたときの印象(情報)では、事実上の撤退、終了と言う形で受けた止めたため、うっ!と言う感じのものだった。勿論、オリンパスの映像事業の状態やカメラ業界の環境を考えれば「いつあってもおかしくない」のかなとは思っていたが、本当にあるのとは別だ。

そして、オリンパス自身の開示情報や、様々な情報を見ながら思ったことの一番は、オリンパスの中のカメラ事業に愛着を持っている方々が、少しでもカメラ事業継続の「可能性を高める」にはこれしかないと最後まで精一杯手を尽くしたのだなと言う事だ。

オリンパスの映像事業をやめちまえという声は前からあった。
2019年に開示されている「Transform Olympus」等でも明らかなとおり、2018年頃までは多少はあった映像事業への言及は事実上なくなった。
また、更に遡る2016-17年頃はマイクロフォーサーズとしては、E-M1m2や、12-100のProレンズなど、おおっというような製品を輩出し実際、数々の賞をとったりしたものだ。

さて、ここにいささか古い記事であるが、パナソニックについてのフルサイズミラーレス参入時の記事がある。題は「フルサイズ版ミラーレスカメラ戦争で最後発のパナが見いだした「勝機」」である。ここで、パナソニックの社内で2016年初から「フルサイズミラーレスをやりたい」と言う声が上がり、市場動向の読みと共に、高級ミラーレスGH5とG9のKPI達成状況を見た上で最終的に決定したとある。

要は、この頃各社このままでやっていけるのかを模索し、2強もミラーレスに本格参入するなど大きな選択を迫られていた。今となって振り返れば、オリンパスとしては現行のマイクロフォーサーズの枠の中で最大限の事を行ったと言うことであり、その先はその(財務的)成果によりどこか新たな受け皿を探すと言うシナリオが作られたのだなと思う。
更に、本来2019年の上記の計画発表と合わせて映像事業のEXITが提示されるはずだったのが、想定以上に困難だったと言うことだろうが、とにもかくにも今回のスキームに着地したと言う事だろう。

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カメラ事業を継続するという意味では、オリンパスから分離するという方が良い。映像事業は大事だという発言とは別に、IR資料などを読めばいつやめると言っても少なくとも一般の方からは「オリンパスひどい」と言われる様な状態では無い。


映像事業の引取先が今まで見つからなかったのは、オリンパスの映像事業のブランドや技術力に「魅力が無い」のではなく、オリンパスの付けている条件(要望?)と折り合わなかっただけだ。個人的には、その要望とは「カメラはやって欲しいよね、そこは要らない、やらないはやめてね」と言うところかなと思ったりするのだ。買う方が買いやすい形にすれば、もっと早く決まっていたと思うのである。

そう考えると、私はどこかのメーカーさんに相対で売られるよりは、今回のスキームの方が(メーカー名は変わるが)オリンパスのカメラが存続する可能性は「まだある」と思うのである。「オリンパス」という呼び名はいずれ諦めなければいけないにせよだ。と言う事で、この先の与太は、また次に。




by Hiro_Sakae | 2020-06-28 08:19 | 雑記諸々 | Comments(0)


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