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2006年 02月 26日
Zuiko90/2 で導入断念したものに挑戦そして、、、
先ずは、今回の写真(作例にもなっていないが、、)を見て欲しい。zuikoの90/2の近接撮影。(35ミリ換算では180ミリ)で、シャッター速度で1/50。三脚は使っていない。(種明かしは写真の後へ、、、)

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(E-300,Zuiko90/2.0Macro)




最初に以前、タムロンの90/2.5を導入した際に、やはり換算180ミリになるマクロは手持ちでは限界があり、(目安としては、35ミリ換算の逆数、これであれば、1/180が限界の目処)これを打破するために三脚ではフットワークが悪いので、一脚を導入しては?と言う記事を書いたことがある。しかし、このときは匠師匠始めネガティブコメントだったので結局挑戦せずに終えてしまった。

それからは、しょうがないので何とか自分が慣れて手ぶれ自体の限界を上げていくしかないと思い、目安の焦点距離の2倍の逆数を越え、出来ればフォーサーズでも焦点距離の逆数ぐらいまでは手持ち且つ近接でモノに出来る様に練習した形だ。ちなみに、今回好評だったリケノンでの花のつぼみのアップは、リケノンの手持ち限界の目安(1/60X2→1/120)に対して、1/80から、1/100である。ちなみに標準ZDマクロの50だと1/100であるが、こちらだと実絞りをあれこれ変えるための動作が要らない為、更に安定し、焦点距離逆数と同じ1/50迄はいけるようになった。(尤も、双方ともマクロでない1.5メートル以上の撮影だと、1/30位までは多少失敗が混じるが使い物になる。)

で、結局、撮影状況や時間帯を工夫する等の合わせ技で割と不自由度が無くなったのでそのまま手持ちぶらぶらで過ごしていたのだが、最近、
・ライブビューBが良いが、あれを何とか三脚無しで使えないか。
・やはり、長い玉も使いたいし、絞り等の選択肢を増やしたい。
というのが沸々と沸いてきた。三脚を使いたくないのはいちいち、セットするのが面倒だという勝手な事情以外に、私の場合、散歩道の横や、公園内の林の遊歩道(非道い時は遊歩道に落ちている葉っぱ)が撮影フィールドのため、他の人の迷惑にならない様に撮影するには三脚が立てられないというのもあるからだ。

それで、一度は企画段階で終わった一脚の導入を図ったという次第だ。結果的には、三脚の様には完璧に行かないが、手持ちの限界を伸ばすという意味では効果抜群だ。

先ず、私にとっては一脚はそう言うわけでサブ機材と言うよりメイン機材にしたいためあれこれ探した。結局あれこれ試して、折りたたんだ時にコンパクトな割には、重さにも耐え(4キロまでOK)脚がベアリングが入っていて且つ安定していた、モノスタットのRS16SKと言うコンパクトタイプの一脚を導入した。コンパクトだが伸ばすと170センチの私でも雲台を付けた状態で、アイレベルの撮影まで充分こなせる。

後は、アングルの自由度と安定性を考えて雲台を探し、コンパクトでサイズもぴったりなマンフロットのクイックシュー付雲台234RCと言うのを付けた。自由雲台型も考えたが却って位置決めが面倒そうだと思ったからやめた。

結局左手にこの一脚をぷらぷら持ちながら、一脚のアシストが必要な際にはやおら立てて、クイックシュー一発装着で撮影。またかちんとすぐにカメラがはずせるし、公園内なら付けたままでも縮めてしまえば、ラクチンである。それと上の作例はファインダーを除いたままでなく、決めた後、そーっと目を離して、撮ってみた。E-330の様なライブビュー形式でも一脚で撮れるかどうか試してみたものだ。結果的には、いけそうな感触を得た。(実際、もしも私がE-330を導入したら、手持ちでは本当に使い物にならないのか限界を試すつもりでもいる)

一脚も、まだ使い始めたばかりであるが、これはこれで、安定的な構え方、こつがきっとあるだろうとおもう。モノスタット+マンフロットとなると値段的には三脚と変わらない値段ではあるが、軽快性と手ぶれ限界確保(特にMFレンズにおいて)等において効果が思ったよりあったので、ご紹介する。

by Hiro_Sakae | 2006-02-26 14:06 | OM系


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