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2006年 09月 25日
本当に出るのか、待ちに待った木製カメラ
 去年の11月17日に特許情報として、仰天木製カメラの特許の記事をアップさせて頂いた。下の記事にも関連のコメントを頂いているので、覚えている方がいらしゃって光栄である。(笑)本来E-system宣言からきじにすべきだが、私的にはまずこちらから、(笑)




 数ある、特許情報の中でもどちらかと言えばキワモノに近かったのだが、オリンパスのHPで何とこの木製外装材を使ったデジカメの試作品が参考出展されるとのこと。本来、ブログの成り立ち上はまず「E-system宣言」の記事が先であろうが、個人的には私&ここの読者は既に1年近く前からこれを待っていたわけで(笑)、、、ほ、本当に極めていたのか、でもこれ本気でやるならやっぱりオリしかないよねと妙にファンとしては納得する次第である。

ここに、技術開発の背景を改めて本文から引用すると、、

「効率・利便性・安価」を追求した画一的な大量生産・大量消費でモノの飽和状態が進む中、モノに対するこだわり、愛着が失われつつあります。
このような時代においてオリンパスは、人がモノに対して情緒的価値を持てるモノづくりとは何かを考えてきました。
その一つの回答が、今回開発した自然素材である「木」を使った三次元圧縮成形加工技術であり、この技術により本来「木」が持っている天然の色・つや・木目の美しさの表現、電子機器の外装・筐体に使うことができる薄さと硬さを両立しました。

うーん、「人がモノに対して情緒的価値を持てるモノづくりとは何か」で「エンジニアプラスチックを超える硬度」のヒノキの外装材を作ってしまいました~っつーところが、連結1兆円超の売り上げを誇るメーカーさんとは思えない、オリらしさを感じるのである。

で、この木製外装材にして実際にお商売的にはどれぐらい貢献するのかはよくわからない。(苦笑)その前に、こんなものをあれこれやる暇があったら、もう少し何と言うか、E-systemのレンズでも出してよ~と思わないでもないが、まあ、とにもかくにも、オリのこだわり恐るべしと言う感じだ。どうせなら、是非是非、参考出品からすすめて、今回登場する次期E-1がモックアップから製品になる頃に、サブカメラとして製品化して頂きたいものである。

by hiro_sakae | 2006-09-25 23:26 | その他オリ絡み


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