本日の日経新聞17面の記事なので見た人も多いだろう。11月7日の中間決算発表会に先んじて、発表されたもの売り上げはITXの下方修正を飲み込んで、連結で計画通り。連結営業利益は、前年同期比2.3倍の380億円でこれは過去最高益の更新。
医療部門二桁成長の好調が止まらないところに加え、(全世界的には)デジカメ部門が好調で利益率改善とあわせて、上ぶれ分百二十億円の内数十億円をカメラ部門がたたき出した格好。(円安効果の押し上げ分が40億円有り、これを差し引いた120-40=80億円の実質上ぶれ分の殆どをカメラ部門がたたき出した格好。)
加えて、雑誌のオリの扱いに「変調の兆し」があるのではと記事にしたが、業績予想においても今までの半期毎の主要証券会社のアナリストは総じて「デジカメ部門が不安定」と業績予想にネガティブであったが、今回は上記アナリストの通期予想が、オリンパスの通期計画値を上回る事態となっている。(市場は更に通期の上方修正も期待する格好)アナリストのカメラ部門復調の見方もここにきて変わってきたと言うことだろう。
11月7日のオリのプレゼン、下期、来期の計画は要注目である。また何かのヒントがあるかもしれない。このまま風がフォローに変わってくれれば、、楽しみである。