オリンパスからPMAの時にアナウンスされていたZD70-300/4-5.6のレンズが10月発売とリリースされた。スペックや大きさから、Sigmaの70-300/4-5.6と同じではと思われていたもの。レンズ構成は見た目同じであるが、SigmaのものはSLDガラスを1枚であったものが、前群をZDでは更に2枚加えて全部で3枚EDガラスを使う形。何となくSigmaのをベースにZD水準にモディファイした形。MF使用で1/2倍までのマクロも全域可能としている。希望小売で47500円と言うことは、実売ではかなりコストパフォーマンスの良いレンズになりそうである。
ちなみに、これにより梅ラインは14mmから300mm(28-600mm)を全てED仕様のズームで固めることになる。これにもう名玉と言っても良い35マクロを加えて4本で1200グラム。ボディと共に、梅がただ単に竹の下のスタンダードラインという位置づけから、ZD性能を持った小型軽量ラインとして成長してきたのを感じる。