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2008年 01月 27日
伸男で少し与太話
伸男で少し与太話_c0036985_2085439.jpg

E-410, Macro-Elmarit 60/2.8
ISO AUTO
CaptureOne 4



 伸男も、すったもんだでファインダーは二転三転の上ME-1に落ち着き、(KPFはE-300へ)KatzEyeへのスクリーン変更も相俟って、特にMFにおいては著しく使い勝手が向上した。MFのレンズを装着した際の「見栄えの良さ」は元々の伸男の強みであるのでようやく、見た目通りの実力になってきた感がある。

 一方で、センサーは勝手に交換するわけにもいかずここは一つ工夫が要る。皆さんやっておられるように白飛びを避ける工夫か(苦笑)。私は、デフォルトではESP測光にしてマイナス1/3段にしている。これだと、画面でちらっと確認した際にかなり暗い印象を受ける。これで良いのだと思ってもこれは精神衛生上宜しくない。ひどく失敗したのではと言う印象を受けるからだ。この精神安定の為の方策は簡単で、モニターをデフォルトより明るくした。(笑)これで一丁上がりだ。

 大体、これは通常にESPでの測光では明らかに白飛びするなと言う局面がある。葉っぱだけ光っているとか、浮き上がっているなどと言うのは典型的なシチュエーションである。前はAELを押した際にはスポット測光となるように設定していてこれをESP+カン補正がうまくいかない時に使ったりしていた。が、最近このAEL時の設定をOM譲りの一つであるハイライトコントロールに入れ替えた。本来は白いものが白く写るように白くしたい部分をこれで測光するわけであるが、これを白飛び防止測光に安直に使うというものである。

 どうせ、この辺を気にするような撮影をする時はRawで撮っていて現像作業は行うのでよく話題になっているノイズフィルターも無し、コントラストは私はマイナス1で撮って、CaptureOneでの現像時もノイズはデフォルト設定をいじらず、現像後気になる時だけ適宜NeatImageを使うという形でまあ今のところは伸男も元気に使えている。脱線するが、ことノイズ処理だけを撮れば、一番安直に出来て自然なのはオリスタ2でNFを使うのが一番なのかなあとも思う(E-3の場合)ちなみに、CaptureOneは4になって、ダイナミックレンジ拡大がハイライト側、シャドウ側で簡単に調整出来るようになった。後でコントロールも効くのとデフォルトでもかなり粘るのでE-3の場合も私はSATは殆ど使わない格好だ。

  とまあ、あれこれ書いたし、こういうのは何か書くとすごく面倒くさいように思えるが実際は慣れてしまえばまあこんなもんだろう(笑)。勿論白飛び防止で暗めになっても暗部を起こして、ノイズを少しとってやれば、きちんと情報を拾ってくれているからこそというのは言わずもがなである。

 使用法としては絶対に白飛びしたくない場合に、そのしそうな箇所をAELでハイライトコントロールで測光して撮影とそれだけであるが、ものによっては少し暗すぎる場合がある。私の感覚ではこれでいく時は逆に1/3段プラス補正した位の方がむしろ好結果の様な感じである。大きく好みが分かれる部分でもあるのでこの辺は参考程度にとどめて頂きたい。



 

by hiro_sakae | 2008-01-27 20:33 | LeicaR & Viso系


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