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2008年 04月 28日
続、与太です。でそう思いながらも、
  フォーサーズであれこれ続いている理由をこの前聞いた思想的なものとは別にあれこれと、




 と言うわけで、決してカメラが嫌いではない私が何となくあれこれ思いながらもフォーサーズに惹かれているのはこの前書いたが、そういうフォーサーズそのものの魅力でなく、ちょっくら他社に手を出してみるかという気持ちが爆発?しない理由を考えてみた。

 先ずは、疑似乗り換え効果というものであろうか?一つのシステムでありながら、色々なシステムを相乗りさせているかのような効果とでもいうのだろうか。これも表裏二つある。

 表、いわば真っ当な疑似乗り換え効果としては、ボディがパナ、オリ、(レアであるがライカも)と用意されているというところだ。私はまだボディはオリンパスしか手を出していないが、もしパナでおおっというものがあればとりあえずパナに乗換というのもあり得る。実際、フォーサーズ以外の他社云々の前にパナのビーナスエンジンを一回試してみたいなと思うことはあることだ。

 そして、表の二つ目は当然ながらレンズである。オリ、ライカ、シグマ。特にオリとライカというその会社純正レンズが乗り入れ出来るのはフォーサーズの一つの楽しみでもある。ここにきてボディか、レンズかと言われるぶれ補正方式についてもフォーサーズであればどちらも用意されている形である。人間、どんなに良いシステムでもずっと使っているとちょっと飽きたかなあと言う気持ちが起きないわけではないが、その辺が同じマウントで出来ると言うところか。

 これらは、フォーサーズのHPで紹介されていることであり、オフィシャルで魅力として伝えられていること、従って表の疑似乗り換え効果と言える。そして、もう一つ、裏の疑似乗り換え効果がある。何でも公認されているものより、裏というものはそれにはまると時として表よりも強烈な魅力になる。そして裏もまた二つあるのである。実際、私の場合は表以上にこの裏の疑似交換効果が大きいかもしれない。

 裏の一つ目は、当たり前であるがマウントアダプター利用による、フォーサーズの裏オープンマウントである。特にE-3の登場により、デジタルでの利用を想定していないレンズに対し現行最良のダストリダクションで躊躇なく付けはずし出来た上に、ぶれ補正と、ライブビューが使える。また光学ファインダーにおけるフォーカシングも支障が無くなったので、私のように懲りずに使い続けて実絞りに慣れてしまえば、画角が変わるだけの差異でMF一眼レフのほぼ全てのマウントがフォーサーズマウントでいながらにしてあれこれ楽しめる形になった。

 そして、悩ましいのがものによってはフォーサーズで実力を発揮するものからそうでないものまで、「ほどよく読めない」仕組みになっているため、ついつい深みにはまって他に展開する余力をじわじわとそいでいくのである。こわいものである。

 次に、裏の二つ目は、ボディである。このボディがオリからパナへと言ういわば同時代的に水平展開するだけでなく、第一章ボディと第2章ボディという垂直的な交換の楽しみも生まれてきたことである。すなわち、Live-MOSと、KodakのKAFセンサーをそれぞれ使ってみる楽しみというものである。これは、第一章時代には想定していなかった楽しみでもある。実際、私は多分導入したら期待はずれになるかなと思いつつ、唯一知らないE-400のKodakのKAIセンサーも一度は試してみたい名という思いもある。Kodakのスペックシートによれば、ダイナミックレンジはKAFの8MPセンサーとほぼ同じ。しかし高感度ノイズはLive-MOSには劣るのでE-410登場時はE-410の方が良いと言われた。(実際すぐディスコンになったし)。しかし高感度ノイズだけをとればE-300だってE-410や420に負ける。でもこれはこれで低感度時の良さがあるからだ。また、E-300の中古価格を見るに付け予備を押さえておこうかなと言う気にもなるし、E-1はとっておきで少しずつ使おうと思ったりもしたりするのである。(苦笑、しかしE-1は本当に出物が少ない)。

 とまあこんなところだ。

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 と書きつつ、前回敢えて導入するとしたらキヤノンかニコンかと言うことで書いたがこのたがをはずすと、レンズ的には真っ当な正統派ではZDで、それ以外の楽しみはマウントアダプターで事足りているので逆に、少し癖のあるボディに手を出してみたいという思いの方が強いかもしれない。E-3の押さえあってのE-300ではないが、E-systemと言う母艦があってのちょい遊びみたいなものか?

 筆頭は、フォビオンである。それも今旬のDP-1でなくSDの方だ。ちょこちょこと聞いたり、調べたりすると良いことは良いのだが色々と癖があるらしい。使いこなすには色々と制約や苦労がいりそうである。しかし、この誰でもうまく使えるわけではないと言うのが私には「萌え」を起こさせるところがある。(笑)

 もう一つは、コダックのセンサーをもっと味わいたいという意味での、ディスコンになったKodakのフルサイズDSLR群のひとつだ。バッテリーや、壊れたと起動するんだという問題がつきまとうし、これも今の感覚でいけば極めて鈍重で且つ、高感度などは弱い。しかし、これはこれでベイヤー配列であるが、余計なフィルター等が無くたまにネットで見る作例などを見るとぐっとくるものがあるからだ。

 敷居の低さからいけば、
 もう一台E-300<E-400<SD14<KodakDSLRか。
まあ、このディスコン路線で行けばライカのモジュールRとかコンタックスのNデジタルとかもあるが、かなり危ない。(笑)しかし、ここにあげたのは、どれもこれも極めてマニアックであるし、万人向けでもないので、背中を押す人も無いと思うが人柱的なご希望がどれかに集中するようであればやってみようかなあとか、、って、うーむ(笑)

by Hiro_Sakae | 2008-04-28 23:35 | 雑記諸々


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