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2008年 07月 25日
【特許関係】セミオートフォーカスという考え方
 DSLRのAFに関してセミオートフォーカスという特許が出ていた。S-AF時の使い勝手をある意味S-AF以上に使いやすくする可能性のものだ。これをお読みの皆さんはいかがだろうか?





【公開番号】 特許公開2008-170645
【公開日】 平成20年7月24日(2008.7.24)
【発明の名称】 フォーカス制御装置及び撮像装置

冒頭に、
「特に別の操作手段を設けることのない簡単な構成で、マニュアルフォーカスにおける被写体選択の容易さとオートフォーカスにおけるフォーカス調整の確実さとを併せ持つフォーカス調整装置及びそれを備える撮像装置を提供すること。」

とある。
実施例は、E-3と同じ3列で、上3点,真ん中5点、下3点の11点AFであるので、E-3のAFポイントをイメージしてもらうと良いだろう。

いくつかの実施例があるが、単純にわかりやすいものを上げるとこうだ。

まず、AF,MF切り替えでセミAFモードを選択する。基本的にS-AFモードとなる。ここでファインダーをのぞいて半押しするとフルオートAF状態で自動的にどこかの点でピントが合う。勿論設定で中央一点でAFするようにしても良い。ここまでは通常のS-AFと同じだ。

これでOKならそのまま全押しして撮影で終わりだ。問題はこのAFポイント以外のAFポイントでピントを合わせたい時である。例えば真ん中でピントが合っているのを一番右端のAFポイントにある被写体にピントを合わせたい時である。

従来のS-AFであれば、ここでAFポイントを一番右のポイントに設定し直して、半押ししてピントを合わせるか、あるいはAFせずにS-AF+MFモードであれば、MFでピントを調整するかだ。AFで通すなら、AFポイントを設定し直すという手間がかかるし、MFならMFの面倒さがある。なんとかならないかというところだ。

そこで、セミAFの時は真ん中のポイントでピントが合っていると他の10点はピントの合っている点よりも奥なのか手前なのかがわかるようにポイントが光る(青、赤でも良い。やり方は特にしていなし)

そして、右側の合わせたいポイントが例えば手前であるなら、フォーカシングリングを手前にピントが来るように回す。フォーカシングリングを回し始めるとその段階でピントが一番合っているポイントにAFポイントが移り、その他のポイントはその新しく移ったAFポイントよりも手前か奥かと言う表示に変わるわけだ。

従って、上の例で行けば手前にフォーカシングリングを回している段階で右側のポイントにAFポイントが移る。しかしその段階ではジャスピンにはなっていない。そしてここで最後までMFでピントを合わせるのでなく、半押しにすると後はAFでずばっと合わせる形だ。

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整理すると、例えばあるポイントでAFを合わせたが、右端のAFポイントでピントを合わせたいと思えば、ダイヤルでAFポイントを変更するかわりにフォーカシングリングをまわせば焦点の合うところにAFポイントが移動するので移動したらすかさずそこで半押しで新しいポイントでAFされる。ダイヤルのかわりにフォーカシングリングを使って自分の焦点の合わせたいところへAFポイントを次々と持っていける形だ。

応用例としては花を真ん中のAFポイントに合うように配置していたがもう少し左に配置換えしたい時は、そのまま花を左のAFポイント上に来るようにフレーミングし直してフォーカシングリングをちょちょっと動かせば、左のポイントに測距枠が動くのでそこで半押し→全押しすればよい。フレーム上の配置を動かすたびにダイヤルでAFポイントを動かす手間を考えれば、こっちの方が慣れれば早いような気がする。

とまあこんな感じだ。

いかがだろうか?

by Hiro_Sakae | 2008-07-25 00:15 | オリ特許関係


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